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阿波弓夫「オクタビオ・パス:迷路と帰還」

¥2,640税込

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阿波弓夫 (元メキシコ在住)
17年間、メキシコに暮らした著者が、ノーベル文学賞、詩人にして大思想家のパスと直接交流しつつ、40年間、パスに向かい続けて表出した渾身のパス論。

538頁。定価5280円(4800円+税)。
返品にて、40%割引。

【内容】
オクタビオ・パス-------------------言葉の魔術師

Ⅰ 詩人の内部へ『奥の細道』から
 序   原野に窓を開く
 第1章 パスの芭蕉---------熱愛とその構造
 第2章 長詩『太陽の石』読解とその背景
 第3章 短詩「街路」---------開かれた〈物語〉の彼方へ
 第4章 詩作の瞬間、創造の源泉
 第5章 パスとギリシャ哲学
 第6章 パス・生きる
 第7章 長詩『石と花の合間に』---------新旧ニ版に関する一考察

Ⅱ『孤独の迷宮』を読む
 序   アリアドネの糸を求めて、迷路から
 第1章 オクタビオ・パス対「透明人間」---------『孤独の迷宮』研究序説
 第2章 ロス・アンピバコス---------三人のインディオ
 第3章 鯛とメトラジェタ---------オクタビオ・パスのいる入江から
 第4章 『孤独の迷宮』を読む1---------構造解明の視点から
 第5章 『孤独の迷宮』を読む2---------流れに抗して

Ⅲ 言葉は架け橋
 序   詩人パスと友人パスの合間から
 第1章 サパタの顔を読む
      ---------メキシコ革命のヒーローの死と再生をめぐる一考察
 第2章 『孤独の迷宮を読む』3
      ---------オルテガ、大江健三郎を手がかりとして
 第3章 『孤独の迷宮を読む』4
      ---------ブニュエル、吉田喜重、セアを手がかりとして
 第4章 『孤独の迷宮を読む』5
      ---------ブニュエル、吉田喜重、セアを手がかりとして
 第5章 四人のエスピリトロンパ
      ---------日本におけるオクタビオ・パスの知的反響
 第6章 ソンブレロはパスの風まかせ

オクタビオ・パス主要作品略年譜
● El titulo del kibro que le propongo hacer : “Octavio Paz y su batalla en Japon”
● Un viaje fantastibo hacia Octavio Paz
● Un viaje fantastibo hacia Octavio Paz 2

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