「知の新書」&単行本
各書の詳しい内容は、「文化科学高等研究院出版局α」のHPをご覧ください。
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知の新書J04 藤井貞和「日本近代詩語」
¥1,430
予約商品
藤井貞和氏(詩人、東京大学名誉教授)の最新作です。 2月21日発売。
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知の新書J03 駄田井正「成長から成熟へ:日本的文化資本の創造」
¥1,430
成長の追求に代わる「成熟」への、改めての指針。 ピケティ批判を併録。 駄田井正:久留米大学元経済学部長。久留米大学名誉教授。文化経済学。 1月20日発売。 (amazonへの予約購入者の皆様には、お礼申し上げます。)
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知の新書J02 新資本経済学会編「おもてなしとホスピタリティ」
¥1,430
おもてなし、ホスピタリティ、サービスは混同されたままです。 しかし、その原理、技術はまったく違います。 これをしっかり識別して、新たな経済、技術、ワークの可能性を開いていくことです。 明快に、かつ根源から、この三つを論じます。
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知の新書G03 松下和夫「1.5°Cの気候危機」
¥1,430
気候変動、気候危機は自分の生存の問題であるのに、他の専門家たちが考え対処していくものだと感じられています。 しかし、気候変動政策への違和感を感じますし、 ガラパゴス化する日本の気候・産業政策がなされているのを感じます。 サステナビリティとSDGsを考える。 戦争と気候危機 ロシアのウクライナ侵攻で懸念される環境・気候破壊を考える。 イギリスでのCOP26の結果が示すもの、ドイツのG7サミットから日本政府は「気候クラブ」にどう関与するかことか。 地域からの脱炭素化への取り組み、二〇五〇年ネットゼロ社会移行の課題 コロナ後及びカーボンニュートラルに向けての新しいエネルギー政策 を明快に説きます。 「わたし」の気候危機としての必読書です。 各紙にて、好評紹介! 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20221126/ddm/015/070/019000c 朝日新聞「論座」 https://webronza.asahi.com/info/articles/2022112200007.html
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知の新書J01 山本哲士「「風の谷のナウシカ」と「モモ」から学ぶ:たいせつなことは何か」
¥1,430
大きく転換する現在。真にたいせつなことはなにか。宮崎駿・漫画版7巻とエンデの物語から生きることの本質を学ぶ。モモもナウシカも「対関係」を規準に行動します。それはシビアな現実いかに関わるのでしょう・・・・・ モモがいなくなり本気で心配するベッポも、何も言えなくなってしまう。 ジジもほんとのことを言おうとすると、灰色の男たちから脅されて、空虚な成功にしがみつく。 ひとりぼっちになったモモを、カメのカシオペイアが助けます。 ナウシカは自分に一番大切な、カイも王蟲もテトもユパも皆死んでしまう、巨神兵も。 その生きる悲しみを越えていく、意志、墓所と闘う勇気。 そしてナウシカとクシャナとは、相互変容していく。 モモとナウシカは、個人が世界で唯一であることを生きる。 見せかけの世界を暴露する歴史哲学の次元を越えて、モモ/ナウシカが示す世界はとても深い。 考えるとは生きること・・・。 知の親書で一番売れ行き良好、大好評になっています。ナウシカは強い。
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知の新書G02 田中俊徳「自然保護と平和構築:「地球」を世界遺産にする」
¥1,430
九州大学アジア・オセアニア研究教育 機構 准教授 。 戦争は自然保護にとって最大の敵である。 領土を基盤にした国家に代わって、自然保護の環境から新たな世界秩序を作ること。 そのために、地球それ自体を世界遺産にすることを提起する。 世界各地での自然保護の実際と課題を明晰に考察し、希望を開く書。 第一章 国境を越える自然保護区 第二章「朝鮮半島」非武装地帯を平和の砦に 第三章「ヨーロッパ」鉄のカーテンからグリーン・ベルト 第四章「世界最大の干潟」ワッデン海における国際協力 第五章「渡り鳥」多国間協力によるネットワーク 第六章「海域の保全」ミクロネシアの挑戦 第七章「コスタリカ」環境と平和、生態系サービス 第八章「奄美・沖縄」県境を越えた自然保護区 終章「地球を世界遺産に」 サステイナビリティは二一世紀の文明たり得るか?
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知の新書SONDEOS A02 ウクライナの大作家 ミハイル・ブルガーコフ作品集:権力への諧謔
¥1,980
ウクライナ支援の緊急出版です。 売上金はウクライナ大使館へ寄付します。 ウクライナを少しでも知ってください。 収録作品:自伝 / 未来の展望/ 赤い冠/ 十三番地エリピト・労働者コンミューンのアパート/ ビオメハニカ/楽園への階段/ 定まらぬ住まい/故人の冒険/モルヒネ/ 偽善者たちのカバラ/ 巨匠とマルガリータ』初期稿より(断片)/ソヴィエト連邦政府への手紙 ・詳細なブルガーコフ年譜
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知の新書SONDEOS A01 吉本隆明「心的現象論・本論」
¥3,960
世界最高峰といえる、「心的現象論・本論」(2008年版、品切れのため)の新書化。 幻想論へ架橋する、感覚・感官の言説は、ヘーゲル、フッサールを超え、マルクス/フロイトの先を開く固有の言説。これを読まずして、自分・世界を語れない。 物事を関係づけ、了解する「心的世界の本質」が、明瞭に論じられます。 2008年刊行に間に合わなかった「本論 まえがき」を収録。 この書の構成が、本人が意向とされた「本論」版です。 784ページの大著です。著者、32年間の思想的格闘の名著。 3600円+税。 知の新書、1周年記念の特別刊行! (誤植訂正:781頁、山本記のあとがき的註の3行目;「序論+本論」は「序説+本論」です。) 【補記】吉本隆明全集第30巻で、本書が無視・排除され、書名が改竄されていますが、本書が2008年に著者によって刊行された本物です。 以下をご覧ください。 「https://www.change.org/p/吉本隆明全集-のリコール-正しい再刊行と編者の新構成を要求します」
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知の新書B12「新しい資本主義と企業/暮らしのイノベーション」
¥1,430
商品、社会市場の経済時代は終わった。 市場の転換は、新たな知の転換なしにはありえない。 資本経済と場所市場へのイノベーションの指針。 企業イノベーションは暮らしのイノベーションへ直結する。 <資本ー労働>の分離のある限り、イノベーションはもはや機能しない。 企業を含み、さまざまなイノベーションへの指針を明示。図多数。 【内容】 I イノベーション・マネジメントの 鳥瞰と本質指針 0 マネジメントのイノベーション 1 市場のイノベーション 2商品のイノベーション 3 組織・ワークのイノベーション 4 顧客・消費者のイノベーションは 場所の生活者のパブリック・イノベーション 5 世界のイノベーション ●企業存在の本質からのイノベーション II イノベーションを妨げるもの: 組織マネージメントから脱すること 組織イノベーションによる労働制約の強化 III イノベーションへ向けての 基礎となる知的資本 ダイナミックな世界の大転換 近代概念は普遍ではない IV 企業活動の総体とイノベーション 企業環境と企業デザイン 個人のライフスタイル 他 終章 イノベーションとentrepreneurship
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知の新書B11「ホスピタリティ・オペレーション」
¥1,430
村瀬永育 コンサルタント 顧客対応をいかになすかのホスピタリティ・オペレーションを、自動車のセールスから照らし出す。いかなる業態にも使える、手法を明示。 「売ること」を目標にしていることよりも、結果売れていく、その仕方に、商品・サービスのビジネスにかわる、資本・ホスピタリティのビジネスの可能性を開示。 【内容】 I「情報」とは、「ヒアリング」とは II ホスピタリティ・オペレーションの マネジメントについて III ホスピタリティ・オペレーション IV ホスピタリティ・オペレーションを導入していくために
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知の新書012 橋本純一「スポーツ観戦空間論」
¥1,430
歓びのスタジアムの歴史と未来を考える。 カラー写真、32ページ。 ピラミッドや聖堂にかわる、スポーツ競技場の 圧倒的な建築物と環境世界! そこで、観客はプロ選手たちのプレイに歓び感動する。 スタジアムの歴史変遷を考察した、日本で初めての書。 【内容】 一章 スタジアム・デザインと観客 二章 スタジアム/アリーナ設計と政策のケーススタディ 米国 オーストリア ドイツ 三章 日本におけるスポーツ観戦環境の整備 四章 モダンスタジアム ポストモダンスタジアム 未来のスポーツ空間 APPENDIX スポーツ観戦空間理解のパースペクティブ
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知の新書011「日本文化を奏でる竹笛:篠笛・真笛の日本の音」
¥1,430
蘭照、山口幹文、狩野嘉宏、秀勝の四氏が語る、笛の世界。そこに日本文化の真髄が感取される。 日本最高峰の笛師と、至高の奏者の技術は、洋楽の水準を超えて、日本を奏でている。 一本の竹から、至極の音の響きがいかになされているか。 非分離、述語制、場所、非自己の日本原理を集約している笛を知らずして、日本文化は説かれない。写真多数。
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知の新書010「現代日本文学の考古学」
¥1,000
山﨑正純 大阪府立大学教授 現代文学に潜む歴史的・現在的な根源問題を浮き出させる。漱石、堀田美江、原民喜、津島佑子、村上春樹、柳美里をめぐるアルケオロジックな考察。 歴史的現在において読む。迫力ある文学論。 【内容】 第一章 漱石の水脈: 記憶と忘却の文学論 第二章 堀田善衛の詩文: 戦中と戦後の間 第三章 原民喜「夏の花」: 灰白色の文学 第四章 村上春樹 「レキシントンの幽霊」: 甦りの挫折 第五章 津島佑子『半減期を祝って』 :記憶のアルケオロジー 第六章 柳美里『JR上野駅公園口』 :天皇・ホームレス・浄土真宗 column 現代日本文学の世界性 お詫び:中表紙タイトルが「現代文学の考古学」となって「現代日本文学」の日本が抜けております。内容理解には支障なきゆえお許しください。 返品本(新刊同様)割引。
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知の新書009「007ジェームズ・ボンド論:ダニエル・クレイグ映画の精神分析と経済と哲学」
¥750
性差別、人種差別、対外強行主義、外国人嫌いなどと批判されたボンド映画。 クレイグ・ボンドは、かかる批判を超え、マネーペニーやCIAフェリックスを黒人として、本人も女性を本気で愛し、傷だらけになって派手なアクションをこなす、孤児である闇を抱えたボンドとなった。超人間的なスパイではもはやないが、緻密で繊細な映画表象は深みを増している。 【内容】 007は永遠に? 荒々しくもビシッとかっこいい ダニエル・クレイグのボンド ● カジノ・ロワイヤル 「ぼくは君のものだ」 テロリズム/マネー主義への批判と愛の物語 ●慰めの報酬 「あなたに自由を与えたい」 多国籍環境主義への批判と復讐倫理/バナキュラー存在 ● スカイフォール 「なんでそんなに走り続ける」 熱狂的自由エゴへの批判と〈母―息子〉の欲望構造 ● ノータイム・トウ・ダイ 「昔々、ボンドという人がいました」 バイオテクノロジー批判とボンド主義の終焉? ボンド映画のパターン:物語形式 *ボンドの敵=悪党は時代の表象 *ボンド・ガールからボンド・ウーマンへ *ジェームス・ボンドとは何か? *ジェームズ・ボンドの元型:ショーン・コネリー ◆ 007シリーズのプロデューシング まとめ ボンド世界の転移形成と物語展開における欲望構造 誤り・ミスがありますので、訂正表を確認ください。 *返品本(新品同様)を割引。
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知の新書008 「歯は人生を左右する」
¥1,000
坂井秀夫 歯科医師・医院長 歯は食べ物を身体へ入れる大事な入り口。 被せ物や入れ歯やブリッジ、さらに神経をとるなど、歯を削ったりすれば、取り返しはつかない。歯医者は「歯壊者」(歯の破壊者)になっている。歯科医療の経験から、あるべき仕方はどうすることかを、簡明に説く。さらに、「酸素」の効能の意味についても。酸素欠乏が、身体の衰えや病をまねいていく。自分の健康への必読書。 「世の中には誤った神話が満ち満ちている。歯についても同様だ。歯科医としての豊富な実践経験と、客観的なエビデンスを求める科学者としての目を持つ坂井先生が、このような神話を実にわかりやすく解き明かしてくれる。高齢化社会を人間らしくよりよく生きるため、自分の歯との付き合い方を考える上で本書は必読の書だ。」(松下和夫/京都大学名誉教授) 【内容】 1章 歯科医療の実際 2章 痛みが出たら手遅れ 3章 歯医者選び 4章 歯の治療の種類 5章 歯をなくさない予防 6章 根尖病巣ができる原理 7章 歯は万病の元 8章 老化現象 9章 老化と酸素 10章 歯をめぐる巷の嘘 11章 歯と全身疾 {著者に寄せられた感想} 「歯は人生を左右する」最初にこのタイトルを見たとき正直に言えば少し大袈裟で はないかと考えていました。というのも恥ずかしながら幼い頃虫歯で歯医者に行く 機会が多かったのですが、何も知らない私からすれば治療で元通りになるものだ と思っていたからです。つまりは歯を軽んじていました。ですが本書を読み終わっ た今、人生において歯がいかに重要であるか痛感しています。また保険治療では 当たり前のように勧められるブリッジや入れ歯が良くないということが衝撃でした。 しかし残存歯が過重負荷を受けることで歯槽骨破壊を起こすという理論を知った 後は納得でき、負荷を軽減してくれるインプラント治療の素晴らしさにも気付くこと ができました。歯を建築の柱に例えて説明して下さったことでイメージしやすく、そ の状態の危険性についてもより理解を深めることができたと思います。インプラン ト治療は高額であり保険治療の方が良いと思っていましたが、将来自分が健康 的に生活できることを考えれば必要だと感じました。加えて自分の歯で噛めなくな ることで様々な病気になってしまう、ということも興味深かったです。特に上顎骨と 下顎骨の位置関係がずれると脊椎のズレにも繋がり、結果として脊椎側弯や腰 痛などを生じることは知りませんでした。歯が無くなると食べたい食材を自由に摂 取することは難しくなる為、肥満や糖尿病などの病気になりやすいことは想像でき ます。ですがまさか体のバランスにまで関係してくるとは思ってもいなかったの で、歯が持つ役割の重みを感じました。そして私は歯に関する知識が全く無いま ま、異変を感じてからようやく歯医者に行ったり安いというだけで治療法を選んで しまっていました。歯の状態次第で良くも悪くも人生が変わってしまうのに、生まれ てから死ぬまで付き合っていく必要があるのに。ですが案外歯に対しての意識や 知識量が足りないのは私だけではないと思います。だから少しでも多くの人が本 書を読み「歯は人生を左右する」ということを知って、改善に繋がれば良いなと感 じます。私は今後色々な人の意見を聞いて自分に合った歯医者を探し、定期的に 健診を受け歯の予防に努めようと決心しました。早いうちから本書に出会い歯の 大切さについて気付くことができ本当に感謝しています。ありがとうございました。 *返品本(新刊同様)を割引。
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知の新書007 「場所のこころとことば」
¥1,000
河北秀也 東京芸術大学名誉教授 アート・ディレクターとして、固有のデザイン世界をリードしてきた著者の、35年間にわたる、人・世界・場所を見つめる温かい眼差しと鋭い叡智の、珠玉のエッセイ。 クリエーターのデザイン資本力が、そこにある。 【内容】 SENKO HANABI/ YUENCHI/KATSUDO/DENCHU・・・ 場所の機嫌/楽園の場所 /花園のある場所 /スポーツの場所/ 21 世紀の場所/ 水辺の場所/ 成長期の場所/ 偶然などない場所 /アウシュヴィッツの場所 人が生きる次の場所/大震災とコロナの場所 など多数の叡智のコラム。 返品本(新刊同様)割引。
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知の新書006 「道徳判断のしかた」
¥1,000
リュック・ボルタンスキー パリ・社会科学高等研究院ディレクター 人は、利害関係や力関係だけで生きていない。 正当性をめぐる道徳判断と論争・正義から、人は何をしているのか。批判理論の先を開いた世界ナンバーワンの社会学者ボルタンスキーが、自ら明証に語る。 【内容】 *偉大さのエコノミーと正当化 社会批判と道徳感覚 *道徳感覚の規範になる〈シテ cité〉とは何か? 正当化の場所 *「正当化」をめぐっての道徳判断 返品本(新刊同様)割引。
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知の新書005 「ジャック・デリダとの交歓」
¥1,000
浅利誠 元ボルドー・モンテーニュ大学名誉教授 パリ在住 ジャック・デリダから信頼され、直接交歓しあってきたパリ在住の著者が、デリダ思索の本質を示す。あわせ、ブルトンやベンヤミンをも論じる。 第1章 出会いから最初の発表まで 第2章 ハイデガー問題 第3章 動じないこと機械のごときデリダが揺れるとき 第4章 ベンヤミン 第5章 「転回」時におけるベンヤミンへの破格の思い入れ デリダのセミネール 1984–2003 返品本(新刊同様)割引。
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知の新書004「吉本隆明が語った 超資本主義の現在」
¥1,000
吉本隆明 思想家・詩人 変わりゆく日常。何が起きているのか、どう考えればいいのか。資本主義を突き抜けていく現在を、世界思想と拮抗してきた思想家が語る。 返品本セール(新品同様)8月30日まで。
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知の新書003 「気候変動とコロナ禍」
¥1,000
松下和夫 京都大学名誉教授 狂う気候、怖ろしい災害。 世界を回って、環境政策を考察し、日本の省庁にも指針を出している著者の、環境論。 2021年度、「岡倉天心奨励賞」を12月付で受賞しました! 【内容】 第1部「緑の復興」(グリーンリカバリー)から脱炭素社会へ ・コロナ禍からネットゼロの世界へ:緑の復興と脱炭素社会へ ・気候危機:日本は何をすべきか? 第2部 21世紀の新環境政策論 第3部 環境を巡る旅と随想 第4部 気候危機とSDGsに若者がとりくむことへの期待 返品本セール(新品同様)。
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知の新書002 「科学資本のパラダイムシフト」
¥1,000
矢野雅文 東北大学名誉教授 パンデミック後の世界は、物質科学に代わって、「生命科学」が要される。 その科学資本・科学技術のあり方を簡明に示す。 【内容】 I 生命科学 —自律性— II 述語性の科学—情報生成の論理 III 系統発生的に見た生物の適応戦略 IV 述語性の科学 —適応の脳科学 V 産業革命と科学革命 VI 無限成長の翳り VII 実証主義と功利主義 VIII 情報革命 IX 人工知能 X 物質科学から生命科学 XI 述語性の科学技術 ホスピタリティー技術 返品本セール(新品同様)。
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知の新書001 「甦えれ 資本経済の力」
¥1,100
redは知的な世界、哲学、科学、環境、文化、医学など、新たな叡智の書。 blueはビジネスや企画の具体指針です。 (黄版SONDEOSは売れ行き良好の名著単行本の新書化です。) 山本哲士 文化科学高等研究院ジェネラル・ディレクター 01は、商品経済・賃労働に代わる、資本者の資本経済を明示。もはや、産業社会経済は、壁に突き当たり、新たな可能性を模索しているが、ここに、その明証な指針がある。 資本や資本主義を悪だ、などとしている大学人貧困知性は、マルクスの深みを読みえていない。 物象化されたビジネスをしている次元から脱すること、その知的資本の開示。 【内容】 新たな〈資本経済〉と場所: 知的資本としての概念経済 1 〈資本〉とは何か 2「産業〈社会〉経済」の観点から商品の現経済を考えなおす 3 資本経済のための知的資本 4 資本経済と日本の文化資本 5 消費社会、物質文化、そして 市場の本源 6 資本経済とマネジメント論 返品本(新刊同様)割引。
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知の新書G01『大震災・原発事故からの復活:「楢葉郷農家の10年」の場所』
¥1,000
「生きていてよかった。」それは、場所が生み出すもの。 そこで人は苦難に立ち向かい暮らし、笑顔をとりもどす。 泣く泣く牛を置いて避難した牛農家の苦悩からの復活。 未曾有の大震災と原発事故の苦難を被りながらも、「これしかできねえんだよ」と場所にもどって、場所で牛農家復活してきた渡部農家の力。 平準化された皆同じものを享受している私たちに、忘れていた感覚の感動を呼びおこす生身の力強い復活。 愛した場所がまたやって来るという感慨がある、また、昔の元気を取り戻そうという場所がある。この場所を愛する人たちの力強い営みを感じる。 返品本(新刊同様)割引。
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知の新書104 山本哲士「古事記と国つ神論:日本国の初まりと場所神話」
¥3,850
旧著「国つ神論」を改訂新書化。 古事記を国つ神から読むと、場所の力と国家統合との関係がくっきりと浮き出し、天つ神からみた辻褄の合わなさが、明証に関係づけられる。天孫系からのイデオロギー化を派生させる正当化の神話編制構成に対して、古事記それ自体を緻密に解読した、共同幻想概念を活用しての文化根源の鮮明な理解をなす圧巻の考察。天皇系の「すめらみこと幻想」と「天つ神幻想」とは次元が異なる。天皇制批判の限界をも示し、真の日本の場所の力である「国つ神」幻想の表象界を描き出す。これからの日本の場所=地域の設計において欠かせない概念空間である。 832ページの大著。 0 原論篇 古事記解読の本質視座 ①共同幻想論:吉本隆明の視座から ②<タマ>論:折口学の「クニブリ」へ ③<神人>論:坪井民俗学の視座から ④<カルプリ>論:A・L・アウスティンの神話人類学 ⑤<場所>と神 Ⅰ <国つ神>の場所 神話に潜む存在表象 大国主論:出雲の場所 ニニギ論:天孫降臨神話の実際 イワレビコ論:天つ神から天皇へ 大物主論:場所に坐す不動の神 Ⅱ<まつりごと>論:ヒメ・ヒコ制の転化形態 スサノヲ論:天つ神と国つ神の間でゆらぐ神 天照論:高天原に坐す ヒメ論:婚姻の意味 Ⅲ<初発>論 神と国の生成幻想構造 イザナキ/イザナミ論:国つ神を天つ神として産む ムスヒ神論:初まりの独神 黄泉国論:さらに「葦原中国」と「天」 国つ神論 Ⅳ変容篇 <国つ神>の原形と変容 サルタヒコ論:天つ神と国つ神を媒介する神 土蜘蛛と鬼:国つ神からも疎外された場所の神々 結語 場所の<クニブリ>論:<場所魂>へ