「知の新書」&単行本
各書の詳しい内容は、「文化科学高等研究院出版局α」のHPをご覧ください。
-
知の新書G02 田中俊徳「自然保護と平和構築:「地球」を世界遺産にする」
¥1,430
九州大学アジア・オセアニア研究教育 機構 准教授 。 戦争は自然保護にとって最大の敵である。 領土を基盤にした国家に代わって、自然保護の環境から新たな世界秩序を作ること。 そのために、地球それ自体を世界遺産にすることを提起する。 世界各地での自然保護の実際と課題を明晰に考察し、希望を開く書。 第一章 国境を越える自然保護区 第二章「朝鮮半島」非武装地帯を平和の砦に 第三章「ヨーロッパ」鉄のカーテンからグリーン・ベルト 第四章「世界最大の干潟」ワッデン海における国際協力 第五章「渡り鳥」多国間協力によるネットワーク 第六章「海域の保全」ミクロネシアの挑戦 第七章「コスタリカ」環境と平和、生態系サービス 第八章「奄美・沖縄」県境を越えた自然保護区 終章「地球を世界遺産に」 サステイナビリティは二一世紀の文明たり得るか?
-
ウクライナの大作家 ミハイル・ブルガーコフ作品集:権力への諧謔
¥1,980
ウクライナ支援の緊急出版です。 売上金はウクライナ大使館へ寄付します。 ウクライナを少しでも知ってください。 収録作品:自伝 / 未来の展望/ 赤い冠/ 十三番地エリピト・労働者コンミューンのアパート/ ビオメハニカ/楽園への階段/ 定まらぬ住まい/故人の冒険/モルヒネ/ 偽善者たちのカバラ/ 巨匠とマルガリータ』初期稿より(断片)/ソヴィエト連邦政府への手紙 ・詳細なブルガーコフ年譜
-
知の新書012 橋本純一「スポーツ観戦空間論」
¥1,430
歓びのスタジアムの歴史と未来を考える。 カラー写真、32ページ。 ピラミッドや聖堂にかわる、スポーツ競技場の 圧倒的な建築物と環境世界! そこで、観客はプロ選手たちのプレイに歓び感動する。 スタジアムの歴史変遷を考察した、日本で初めての書。 【内容】 一章 スタジアム・デザインと観客 二章 スタジアム/アリーナ設計と政策のケーススタディ 米国 オーストリア ドイツ 三章 日本におけるスポーツ観戦環境の整備 四章 モダンスタジアム ポストモダンスタジアム 未来のスポーツ空間 APPENDIX スポーツ観戦空間理解のパースペクティブ
-
知の新書SONDEOS104 山本哲士「古事記と国つ神:共同幻想から読む日本の初源と場所」
¥3,850
予約商品
旧著「国つ神論」を改訂新書化。 古事記を国つ神から読むと、場所の力と国家統合との関係がくっきりと浮き出し、天つ神からみた辻褄の合わなさが、明証に関係づけられる。天孫系からのイデオロギー化を派生させる正当化の神話編制構成に対して、古事記それ自体を緻密に解読した、共同幻想概念を活用しての文化根源の鮮明な理解をなす圧巻の考察。 832ページ。 0 原論篇 古事記解読の本質視座 ①共同幻想論:吉本隆明の視座から ②<タマ>論:折口学の「クニブリ」へ ③<神人>論:坪井民俗学の視座から ④<カルプリ>論:A・L・アウスティンの神話人類学 ⑤<場所>と神 Ⅰ <国つ神>の場所 神話に潜む存在表象 大国主論:出雲の場所 ニニギ論:天孫降臨神話の実際 イワレビコ論:天つ神から天皇へ 大物主論:場所に坐す不動の神 Ⅱ<まつりごと>論:ヒメ・ヒコ制の転化形態 スサノヲ論:天つ神と国つ神の間でゆらぐ神 天照論:高天原に坐す ヒメ論:婚姻の意味 Ⅲ<初発>論 神と国の生成幻想構造 イザナキ/イザナミ論:国つ神を天つ神として産む ムスヒ神論:初まりの独神 黄泉国論:さらに「葦原中国」と「天」 国つ神論 Ⅳ変容篇 <国つ神>の原形と変容 サルタヒコ論:天つ神と国つ神を媒介する神 土蜘蛛と鬼:国つ神からも疎外された場所の神々 結語 場所の<クニブリ>論:<場所魂>へ
-
知の新書013 山本哲士「「風の谷のナウシカ」と「モモ」から学ぶ:たいせつなことは何か」
¥1,430
予約商品
大きく転換する現在。真にたいせつなことはなにか。宮崎駿とエンデの物語から学ぶ。 8月30日発売です。 (コンピュータ上、2ヶ月前予約の設定しかできないため、発送日が変わっていきますが、ご了解願います。8月30日が発売・発送日です。)
-
知の新書SONDEOS A01 吉本隆明「心的現象論・本論」
¥3,960
世界最高峰といえる、「心的現象論・本論」の新書化。 幻想論へ架橋する、感覚・感官の言説は、ヘーゲル、フッサールを超え、マルクス/フロイトの先を開く固有の言説。これを読まずして、自分・世界を語れない。 物事を関係づけ、了解する「心的世界の本質」が、明瞭に論じられます。 784ページの大著です。著者、32年間の思想的格闘の名著。 3600円+税。 知の新書、1周年記念の特別刊行!
-
知の新書B12「新たな資本主義と企業/暮らしのイノベーション」
¥1,430
商品、社会市場の経済時代は終わった。 市場の転換は、新たな知の転換なしにはありえない。 資本経済と場所市場へのイノベーションの指針。 企業イノベーションは暮らしのイノベーションへ直結する。 <資本ー労働>の分離のある限り、イノベーションはもはや機能しない。 企業を含み、さまざまなイノベーションへの指針を明示。図多数。 【内容】 I イノベーション・マネジメントの 鳥瞰と本質指針 0 マネジメントのイノベーション 1 市場のイノベーション 2商品のイノベーション 3 組織・ワークのイノベーション 4 顧客・消費者のイノベーションは 場所の生活者のパブリック・イノベーション 5 世界のイノベーション ●企業存在の本質からのイノベーション II イノベーションを妨げるもの: 組織マネージメントから脱すること 組織イノベーションによる労働制約の強化 III イノベーションへ向けての 基礎となる知的資本 ダイナミックな世界の大転換 近代概念は普遍ではない IV 企業活動の総体とイノベーション 企業環境と企業デザイン 個人のライフスタイル 他 終章 イノベーションとentrepreneurship
-
知の新書B11「ホスピタリティ・オペレーション」
¥1,430
村瀬永育 コンサルタント 顧客対応をいかになすかのホスピタリティ・オペレーションを、自動車のセールスから照らし出す。いかなる業態にも使える、手法を明示。 「売ること」を目標にしていることよりも、結果売れていく、その仕方に、商品・サービスのビジネスにかわる、資本・ホスピタリティのビジネスの可能性を開示。 【内容】 I「情報」とは、「ヒアリング」とは II ホスピタリティ・オペレーションの マネジメントについて III ホスピタリティ・オペレーション IV ホスピタリティ・オペレーションを導入していくために
-
知の新書011「日本文化を奏でる竹笛:篠笛・真笛の日本の音」
¥1,430
蘭照、山口幹文、狩野嘉宏、秀勝の四氏が語る、笛の世界。そこに日本文化の真髄が感取される。 日本最高峰の笛師と、至高の奏者の技術は、洋楽の水準を超えて、日本を奏でている。 一本の竹から、至極の音の響きがいかになされているか。 非分離、述語制、場所、非自己の日本原理を集約している笛を知らずして、日本文化は説かれない。写真多数。
-
知の新書010「現代日本文学の考古学」
¥1,430
山﨑正純 大阪府立大学教授 現代文学に潜む歴史的・現在的な根源問題を浮き出させる。漱石、堀田美江、原民喜、津島佑子、村上春樹、柳美里をめぐるアルケオロジックな考察。 歴史的現在において読む。迫力ある文学論。 【内容】 第一章 漱石の水脈: 記憶と忘却の文学論 第二章 堀田善衛の詩文: 戦中と戦後の間 第三章 原民喜「夏の花」: 灰白色の文学 第四章 村上春樹 「レキシントンの幽霊」: 甦りの挫折 第五章 津島佑子『半減期を祝って』 :記憶のアルケオロジー 第六章 柳美里『JR上野駅公園口』 :天皇・ホームレス・浄土真宗 column 現代日本文学の世界性
-
知の新書009「007ジェームズ・ボンド論:ダニエル・クレイグ映画の精神分析と経済と哲学」
¥1,430
性差別、人種差別、対外強行主義、外国人嫌いなどと批判されたボンド映画。 クレイグ・ボンドは、かかる批判を超え、マネーペニーやCIAフェリックスを黒人として、本人も女性を本気で愛し、傷だらけになって派手なアクションをこなす、孤児である闇を抱えたボンドとなった。超人間的なスパイではもはやないが、緻密で繊細な映画表象は深みを増している。 【内容】 007は永遠に? 荒々しくもビシッとかっこいい ダニエル・クレイグのボンド ● カジノ・ロワイヤル 「ぼくは君のものだ」 テロリズム/マネー主義への批判と愛の物語 ●慰めの報酬 「あなたに自由を与えたい」 多国籍環境主義への批判と復讐倫理/バナキュラー存在 ● スカイフォール 「なんでそんなに走り続ける」 熱狂的自由エゴへの批判と〈母―息子〉の欲望構造 ● ノータイム・トウ・ダイ 「昔々、ボンドという人がいました」 バイオテクノロジー批判とボンド主義の終焉? ボンド映画のパターン:物語形式 *ボンドの敵=悪党は時代の表象 *ボンド・ガールからボンド・ウーマンへ *ジェームス・ボンドとは何か? *ジェームズ・ボンドの元型:ショーン・コネリー ◆ 007シリーズのプロデューシング まとめ ボンド世界の転移形成と物語展開における欲望構造 誤り・ミスがありますので、訂正表を確認ください。
-
知の新書008 「歯は人生を左右する」
¥1,430
坂井秀夫 歯科医師・医院長 歯は食べ物を身体へ入れる大事な入り口。 被せ物や入れ歯やブリッジ、さらに神経をとるなど、歯を削ったりすれば、取り返しはつかない。歯医者は「歯壊者」(歯の破壊者)になっている。歯科医療の経験から、あるべき仕方はどうすることかを、簡明に説く。さらに、「酸素」の効能の意味についても。酸素欠乏が、身体の衰えや病をまねいていく。自分の健康への必読書。 「世の中には誤った神話が満ち満ちている。歯についても同様だ。歯科医としての豊富な実践経験と、客観的なエビデンスを求める科学者としての目を持つ坂井先生が、このような神話を実にわかりやすく解き明かしてくれる。高齢化社会を人間らしくよりよく生きるため、自分の歯との付き合い方を考える上で本書は必読の書だ。」(松下和夫/京都大学名誉教授) 【内容】 1章 歯科医療の実際 2章 痛みが出たら手遅れ 3章 歯医者選び 4章 歯の治療の種類 5章 歯をなくさない予防 6章 根尖病巣ができる原理 7章 歯は万病の元 8章 老化現象 9章 老化と酸素 10章 歯をめぐる巷の嘘 11章 歯と全身疾
-
知の新書007 「場所のこころとことば」
¥1,430
河北秀也 東京芸術大学名誉教授 アート・ディレクターとして、固有のデザイン世界をリードしてきた著者の、35年間にわたる、人・世界・場所を見つめる温かい眼差しと鋭い叡智の、珠玉のエッセイ。 クリエーターのデザイン資本力が、そこにある。 【内容】 SENKO HANABI/ YUENCHI/KATSUDO/DENCHU・・・ 場所の機嫌/楽園の場所 /花園のある場所 /スポーツの場所/ 21 世紀の場所/ 水辺の場所/ 成長期の場所/ 偶然などない場所 /アウシュヴィッツの場所 人が生きる次の場所/大震災とコロナの場所 など多数の叡智のコラム。
-
知の新書006 「道徳判断のしかた」
¥1,430
リュック・ボルタンスキー パリ・社会科学高等研究院ディレクター 人は、利害関係や力関係だけで生きていない。 正当性をめぐる道徳判断と論争・正義から、人は何をしているのか。批判理論の先を開いた世界ナンバーワンの社会学者ボルタンスキーが、自ら明証に語る。 【内容】 *偉大さのエコノミーと正当化 社会批判と道徳感覚 *道徳感覚の規範になる〈シテ cité〉とは何か? 正当化の場所 *「正当化」をめぐっての道徳判断
-
知の新書005 「ジャック・デリダとの交歓」
¥1,430
浅利誠 元ボルドー・モンテーニュ大学名誉教授 パリ在住 ジャック・デリダから信頼され、直接交歓しあってきたパリ在住の著者が、デリダ思索の本質を示す。あわせ、ブルトンやベンヤミンをも論じる。 第1章 出会いから最初の発表まで 第2章 ハイデガー問題 第3章 動じないこと機械のごときデリダが揺れるとき 第4章 ベンヤミン 第5章 「転回」時におけるベンヤミンへの破格の思い入れ デリダのセミネール 1984–2003
-
知の新書004「吉本隆明が語った 超資本主義の現在」
¥1,430
吉本隆明 思想家・詩人 変わりゆく日常。何が起きているのか、どう考えればいいのか。資本主義を突き抜けていく現在を、世界思想と拮抗してきた思想家が語る。
-
知の新書003 「気候変動とコロナ禍」
¥1,430
松下和夫 京都大学名誉教授 狂う気候、怖ろしい災害。 世界を回って、環境政策を考察し、日本の省庁にも指針を出している著者の、環境論。 2021年度、「岡倉天心奨励賞」を12月付で受賞しました! 【内容】 第1部「緑の復興」(グリーンリカバリー)から脱炭素社会へ ・コロナ禍からネットゼロの世界へ:緑の復興と脱炭素社会へ ・気候危機:日本は何をすべきか? 第2部 21世紀の新環境政策論 第3部 環境を巡る旅と随想 第4部 気候危機とSDGsに若者がとりくむことへの期待
-
知の新書002 「科学資本のパラダイムシフト」
¥1,430
矢野雅文 東北大学名誉教授 パンデミック後の世界は、物質科学に代わって、「生命科学」が要される。 その科学資本・科学技術のあり方を簡明に示す。 【内容】 I 生命科学 —自律性— II 述語性の科学—情報生成の論理 III 系統発生的に見た生物の適応戦略 IV 述語性の科学 —適応の脳科学 V 産業革命と科学革命 VI 無限成長の翳り VII 実証主義と功利主義 VIII 情報革命 IX 人工知能 X 物質科学から生命科学 XI 述語性の科学技術 ホスピタリティー技術
-
知の新書001 「甦えれ 資本経済の力」
¥1,430
redは知的な世界、哲学、科学、環境、文化、医学など、新たな叡智の書。 blueはビジネスや企画の具体指針です。 (黄版SONDEOSは売れ行き良好の名著単行本の新書化です。) 山本哲士 文化科学高等研究院ジェネラル・ディレクター 01は、商品経済・賃労働に代わる、資本者の資本経済を明示。もはや、産業社会経済は、壁に突き当たり、新たな可能性を模索しているが、ここに、その明証な指針がある。 資本や資本主義を悪だ、などとしている大学人貧困知性は、マルクスの深みを読みえていない。 物象化されたビジネスをしている次元から脱すること、その知的資本の開示。 【内容】 新たな〈資本経済〉と場所: 知的資本としての概念経済 1 〈資本〉とは何か 2「産業〈社会〉経済」の観点から商品の現経済を考えなおす 3 資本経済のための知的資本 4 資本経済と日本の文化資本 5 消費社会、物質文化、そして 市場の本源 6 資本経済とマネジメント論
-
知の新書G01『大震災・原発事故からの復活:「楢葉郷農家の10年」の場所』
¥1,430
震災11年、特別セール。 1週間のみ。3月17日までのセール。 「生きていてよかった。」それは、場所が生み出すもの。 そこで人は苦難に立ち向かい暮らし、笑顔をとりもどす。 泣く泣く牛を置いて避難した牛農家の苦悩からの復活。 未曾有の大震災と原発事故の苦難を被りながらも、「これしかできねえんだよ」と場所にもどって、場所で牛農家復活してきた渡部農家の力。 平準化された皆同じものを享受している私たちに、忘れていた感覚の感動を呼びおこす生身の力強い復活。 愛した場所がまたやって来るという感慨がある、また、昔の元気を取り戻そうという場所がある。この場所を愛する人たちの力強い営みを感じる。
-
知の新書103「ミシェル・フーコーの統治性と国家論」
¥2,970
山本哲士著作撰3 まさに、世界中で混迷する「国家の統治制」、それはいかなる技術であるのか? 「生政治/権力/真理と自己技術」において、解析する、世界でもっとも高度な理論世界。 新たな国家論の、本格的な開示。好評売り切れ書の新版。 624頁の大著。厚さ28.5mm 【内容】 序章 フーコー権力論の地平と言説プラチック 1章 安全性のテクノロジーと統治 2章 パストラールの制度化 3章 国家理性とポリス国家 4章 生政治の誕生と国家(上):自由主義の出現 5章 生政治の誕生と国家(中):新自由主義の出現 6章 生政治の誕生と国家(下):ホモ・エコノミクスと市民社会 7章 国家論の新たな構成:「社会」の防衛と共同幻想/場所資本の統治制 8章 政治と倫理 APPENDIX 生政治・統治性と〈事幻化〉の理論概念
-
ミシェル・フーコーの思考体系
¥2,695
30%OFF
30%OFF
フーコー三角形<知ー権力ー主体>を基軸に、性、医療、教育、危険、自己、科学、認識、歴史に対する理論転移の基礎を明示。フーコー入門の一級の体系的考察。 知の新書「ミシェル・フーコーの統治性と国家論」に合わせて、廉価にて。やや、経年気味ですが中身は新品同様です。 532頁。定価3850円(3500円+税)。
-
知の新書102「学校・医療・交通の神話」
¥2,090
山本哲士著作撰2 現代社会の転倒をあばき出し、自分の自律力をとりもどす。 学校へ行けば愚かにされる、病院に行けばさらに病気になる、交通機関速度が速くなれば移動時間は増えていく、どうして、こうした逆生産がおきていくのか。産業社会の制度化に囲まれた自分の生活周辺を冷静に見つめ直す。かつて話題になった書が、今、現実そのものになっている。その「定本」。 SONDEOS102 384頁。厚さ18mm はじめに 序章 産業社会の制度と神話 産業的生産様式の問題の所在と提起 一 消費者とサービス制度の生活世界⎜商品 二 エネルギー高消費と制度 三 制度パラダイム⎜学校・医療・交通 四 産業的生産様式 五 神話と制象化・制度化 第一章 学校の神話 一 〈学校化〉された日常世界 二 〈学校化〉とはなにか⎜技術的次元 三 〈制象化された価値〉の世界⎜社会的次元 四 サービス価値の神話 五 管理社会の操縦的制度化 六 〈脱学校〉論と〈非学校化〉 七 プロメテウス神話と制度的人間 八 産業的生産様式と学校化 第二章 医療の神話 一 〈医療化〉の世界 二 商品としての死 三 病気の病院独占 四 鎮痛の文明 五 政治的自律と医療文明 六 社会的医療発生病⎜医療帝国主義の日常生活 七 〈現代医学〉こそ流行病⎜臨床的医療発生病 八 医療発生病の政治的処置 九 〈医療〉の神話と魔術 十 健康と政治的自律性 第三章 交通の神話 一 〈交通〉の世界 二 交通の産業化と輸送消費者 三 加速化と公正 四 モーター輸送の根元的独占 五 限界閾値と最適速度 六 政治と交通 終章 サービスの神話発生学 一 産業的生産様式と市場集中社会 二 専門的サービスにおける専門権力の影の構造 三 消費〈者〉社会の物象化論 四 行為の商品化 商品の行為化 五 サービスと三つの対抗軸⎜価値の限界設定 六 道具諸手段としての制度⎜再生産論へ 七 コンビビアリティ 八 制度転換・政治転換⎜社会主義革命を超えて APENDIX: 書き下ろし「専門権力と産業的生産様式」
-
知の新書101「哲学する日本」
¥2,420
山本哲士著作撰1 近代西欧の哲学原理を転移し、日本文化から「非分離・述語制・場所・非自己」の普遍原理を抽出した世紀的な書。好評品切れ書の再版。SONDEOS101 残部僅少。 544頁。厚さ25mm